ラムサ現象におけるチャネリングの科学的検証

0




    JZナイト。中の人がラムサ




    かつて私がウブで純朴なスピ少女だった頃、「科学者による実証的な調査」や「科学者が体験したルポタージュ」などというものに実に弱いところがありました。


    自分が直接行って見聞きしたわけでもないのに、科学者が見て体験した本などは普通以上に信用してしまうという傾向です。


    それでけっこう失敗してるので、今ではそういうものに関しても随分用心深くなっていますが、しかし、それでも科学者による調査というものがあるにこしたことはありません。


    不思議現象に関する科学的調査はやらないよりやったほうが良いに決まっています。


    信頼物件の基本なのです。(・ω・)ノ


    「科学的調査はあるのか?話はそれからだ」ってことです。(でも、その人物が金銭的利益を一切得ていなければ同程度の価値があったりする)



    ☆☆☆



    なんでこんなことを言い出したかというと、最近ねぇ・・・チャネリング本を読んでいると、ふと我に返り思うのですよ。


    そういや、なんで自分はチャネリングなどといういかがわしい書物を読んでいるんだ?(´Д`;)と・・・。


    正直、チャネリングなんて一番、詐欺でいけそうな分野じゃないですか。勝手な能書き垂れてるだけなんだもの。でも、一連のチャネリング本には、いろんなものを読み重ねていくうちに、"共通する叡智"というようなものがあって、その魔力にどんどん洗脳されていってしまうわけなんですよ。


    まあ、共通する叡智といっても、みんなが互いをパクりあってるのかもしれませんが。しかし、この魔力にはすごいものがあります。(・ω・)


    チャネリングに対する世間の評価というのは、だいたい大雑把に次のようなものでしょうか。




    1・演技と創作によるインチキ説

    2・統合失調症などの幻聴による病気説

    3・本者と偽者が存在するが、本当にチャネリングしている人でも、
    情報発信源が信頼できるかどうかの見極めが重要だ・・の信者中道派

    4・チャネラーは皆、悪魔に騙されているのだ・・のキリスト教原理主義派





    確か、私が一番最初に出会ったチャネリングに分類される本は、『神との対話』シリーズだったと思いますが、この時に読んだ感想は、「創作ではないという理由がどこにもない・・いや、むしろ創作と考えるほうが妥当」という感じでした。


    だって『神との対話』って内容が素晴らしいということを除けば、信じられるような根拠は特にないじゃないですか。この本にまつわる不思議な現象というものも一切ありませんし。あと、作者のニールが一度ホームレス経験があり、金に困っていた人物というのも以前の私にとっては最大の不信要因でした。(今となっては尊敬する一面なんだけど)


    いや、私は『神との対話』シリーズは大好きなんですよ。でも、この本を受け入れている根拠は何かというと、結局「内容」なんですよ。これはもはや「信仰」に属する感情といえます。



    ☆☆☆



    次に読んだのはラムサなんですが、このラムサのチャネラーであるJZ.ナイトという人は、あのスタンリー・クリップナー博士(超常現象を調査してるおじさん)主導によるチームの科学的調査を受けているんですね。この件でようやく、見る目が変わってきます。



    ☆Merv Griffin Showに出演したJZ.ナイトの公開チャネリング


    ↑まあ、これ見ただけじゃ「この人、役者だなあ」としか思えないんですがね。

    でも、日本でそこらに氾濫してる自称チャネラーには真似できない芸当(芸言うな)なのも確か。



    さて、『ラムサの教え』に記載されている情報によると、「クリップナー博士によって指揮された12人のチームは、1年間にわたってJZ.ナイトを調査し、最新テクノロジーと装置を使って多くの心理学的、生理学的テストを実施した」そうです。


    この調査において、「JZ.ナイトの自律神経系反応から得られた結果があまりに劇的なため、意図的な偽装、精神分裂病、多重人格症という可能性は完全に否定されるという結論に至った」といいます。


    この研究に関しては、アメリカ心理学会ジャーナルの98年1月号に「ラムサ現象―心理学的、現象学的、地磁気学的データ」という記事で掲載。




    -------------『ラムサの教え』より



    スタンリー・クルップナー博士は、同じセイブルック大学院の仲間で、
    世界的に著名な神経学者で哲学博士のイアン・ウィクラマスカラと共同でテストを実施するまでは、
    『かなり懐疑的だが、オープンな心』だったと述壊しています。

    クリップナー博士は、
    「JZをテストしていたとき、イアンは全く仰天しました。
    なぜなら、ラムサがそのJZの中に入った瞬間に、
    すべての精神生理学的な反応をグラフ化していたポリグラフの針が、
    ページの片隅から反対側のページまで文字どおりジャンプしたからです。
    彼はそんな急激な変化を見たことがなかったのです。
    彼女がそれを偽装していないというのは、我々が彼女を生理反応テストにかけたときに、
    人為的に操作することができない生理反応の結果を得ていたからです。」

    コロラドの応用精神生理学とバイオフィードバック学会の会長であるウィクラマスカラによれば、
    JZ.ナイトがトランス状態に入り、ラムサの意識が彼女の体に入り込むと、
    一分間に40回という低い心脈数を打った後、すぐに180回に駆け上がります。
    普通の状態や休んでいるときには、JZ.ナイトの心脈数は、85から90です。

    彼はこう指摘します。
    「ジョギング中の人や重度の発作に見舞われた人が、このようになっていることはありますが、
    このときのJZ.ナイトは完全に静かに座っていたのです・・・。
    調査チームにとって、とても劇的な生理現象が起きているのは明らかでした。
    それに、人間の能力について知られているすべてという基準で見て、偽装できないものが存在します」。

    クリップナー博士は、
    「催眠状態では、ほとんど生理的な変化はありませんから、
    実際に騙したり、演じたりすることはできません。
    演じている場合には、基本的にほんの少しの変化しかありません」と説明します。(中略)

    JZ.ナイトと検査された生徒たちは、
    催眠能力に関して極めて高い結果を出しましたが、それは重要な発見でした。
    なぜなら、催眠能力と双極性障害(躁鬱病)やその他の器官の機能不全との間には、
    相反する関係があるからです。一方が高いと、必ず他方は低いのです。
    クリップナー博士は、「同時にこの二つになることはあり得ません」と説明します。

    このような劇的なデータのすべてが収集されたことを告げた後、
    クリップナー博士は建物から去りながら、JZ.ナイトに向かって手短にこう言いました。
    「さて、JZ、あなたが何なのか、私にはわからない。
    しかし、少なくとも、あなたはペテン師でも、詐欺師でもないよ」。

    クリップナー博士は、「数年以上、酷評を浴びてきた彼女にとっては、
    あの簡単な説明がとても大きな意味を持っていることを、私は全く知らなかった。
    イアンと私はデータがあまりに劇的で、ユニークなことにただ驚いていたんだ。
    イアンも私もその事実を語るのに何の躊躇もしなかった」と言いました。
    ウィクラマスカラは、この成果をそのような研究の権威であるアメリカ心理学協会に提出しました。
    クリップナー博士はまた、この発見を多くの科学会議でも報告しました。




    --------------



    ということだそうです。


    私はこのスタンリー・クリップナー博士が好きなんで、とりあえず彼の調査そのものは信用したいと思います。(でも「最新テクノロジーと装置」って何だ?)


    まあ、ひょっとしたら・・・このJZ.ナイトは、現代科学がまだ発見してない種類のキチガイかもしれませんが。なんにしても、彼女がそこらの「凡人ではない」ということだけはよくわかりました。


    思ったのは、チャネラーの「インチキ率」というものを割り出したら、トランスチャネラーのほうが相当マシなんじゃないでしょうか。怪しいのは、トランスよりも敷居の低い「情報受信型」というか、対話形式のチャネリングで喋ったり本書いてる人たちですよ。







    *2009年12月28日に書かれた記事を修正して転載しました。 






     
    人気ブログランキングへ