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    • 2022.06.18 Saturday
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    テイラー博士の脳科学から「ワンネス」を考える。

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          kisekinono



      精神世界では毎度おなじみのフレーズに、「ワンネス」とか「今ここ」があります。


      私はこの「ワンネス」という言葉を機嫌の悪い時に聞くたびに、「うるせーバーカ」とか思ってました。いやだって、3次元じゃ認識できませんからね。


      エネルギーの世界では世界中の人間が、「ワンネス」であったとしても、認識できなければ意味がありません。みんながそれぞれの現実を抱えています。分離してます。私の悩みを他の誰かが代わってくれるわけじゃありません。そんなもんは、この現実世界においては言葉遊びに過ぎんのです。


      ・・・まあもしかして、私が死んであの世に逝ったら、


      「すいません。やっぱりワンネスでしたー(◎∀◎)とか言うかもしれませんが。



      ☆☆☆



      そこで、「ワンネスを体験した」と言えば、脳科学者のジル・ボルト・テイラー博士です。といっても、精神世界によくいる悟り体験をした人というわけではありません。


      この人、脳科学者なのに脳卒中になってしまいました。


      この時のテイラー博士は、左脳の機能が停止したことによって右脳の機能だけが働いていたため、自分自身を固体として認識できず流動する液体として認識していたそうです。


      この体験はまさに、「ワンネス」「ニルヴァーナ」「至福」というような状態だったのだとか。彼女の著書 『奇跡の脳』では、脳の機能が損傷していた際の意識の変容の様子を、脳科学者の視点から綴っています。



      私が説明するより、このテイラー博士の動画が素晴らしいので見てください。(-@∀@)



      ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作 1/2 


      ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作 2/2 
      http://www.youtube.com/watch?v=vLBPr02qzZI&feature=related




      いや〜、テイラー博士のプレゼン能力はすごい。『奇跡の脳』を読んだあとに見ると、本当にこの回復は奇跡としか思えません。


      動画後半は真に迫っていて、本当に彼女がただ事ではない意識状態を体験したのが伝わってきます。





      ---------------『奇跡の脳』より



      「左脳とその言語中枢を失うとともに、
      瞬間を壊して、連続した短い時間につないでくれる脳内時計も失いました。
      瞬間、瞬間は泡のように消えるものではなくなり、端っこのないものになったのです。
      ですから何事もそんなに急いでする必要はないと感じるようになりました。
      波打ち際を散歩するように、あるいはただ美しい自然の中をぶらついているように、
      左の脳の「やる」意識から右の脳の「いる」意識へと変わっていったのです。

      小さく孤立した感じから、大きく拡がる感じのものへとわたしの意識は変身しました。
      言葉で考えるのをやめ、この瞬間に起きていることを映像として写し撮るのです。
      過去や未来に想像を巡らすことはできません。
      なぜならば、それに必要な細胞は能力を失っていたから。
      私が知覚できる全てのものは、今、ここにあるもの。それはとっても美しい。

      「自分であること」は変化しました。
      周囲と自分を隔てる境界を持つ固体のような存在としては、自己を認識できません。
      ようするに、もっと基本的なレベルで、自分が流体のように感じるのです。
      もちろん、わたしは流れている!
      わたしたちのまわりの、わたしたちの近くの、わたしたちのなかの、
      そしてわたしたちのあいだの全てのものは、空間のなかで振動する原子と分子からできているわけですから。

      言語中枢のなかにある自我の中枢は、自己(セルフ)を個々の、
      そして固体のようなものとして定義したがりますが、
      自分が何兆個もの細胞や何十キロもの水でできていることは、からだが知っているのです。
      つまるところ、わたしたちの全ては、常に流動している存在なのです。
      左脳は自分自身を、他から分離された固体として認識するよう訓練されています。
      今ではその堅苦しい回路から開放され、わたしの右脳は永遠の流れへの結びつきを楽しんでいました。

      もう孤独ではなく、淋しくもない。
      魂は宇宙と同じように大きく、そして無限の海のなかで歓喜に心を躍らせていました。
      自分を流れとして、あるいには、そこにある全てのエネルギーの流れに結ばれた、
      宇宙と同じ大きさの魂を持つものとして考えることは、わたしたちを不安にします。
      しかしわたしの場合、自分は固まりだという左脳の判断力がないため、
      自分についての認知は、本来の姿である「流れ」に戻ったのです。

      わたしたちは確かに、静かに振動する何十兆個という粒子なのです。
      わたしたちは、全てのものが動き続けて存在する、流れの世界のなかの、
      流体でいっぱいになった嚢(ふくろ)として存在しています。
      異なる存在は、異なる密度の分子で構成されている。
      しかし、結局のところ、全ての粒は、優雅なダンスを踊る電子や陽子や中性子といったものからつくられている。

      あなたとわたしの全ての微塵を含み、
      そして、あいだの空間にあるように見える粒は、原子的な物体とエネルギーでできている。
      私の目はもはや、物を互いに離れた物としては認識できませんでした。

      (中略)

      存在する全てと結ばれている感覚は幸せなものでしたが、
      自分がもはや正常な人間でないことに、わたしは身震いしました。
      わたしたちはそれぞれ、全く同じ全体の一部であり、
      わたしたちの内にある生命エネルギーは宇宙の力を含んでいる。
      そんな高まった認知力を持ちながら、いったいどうやって、人類のひとりとして存在できるでしょう?





      ---------------



      テイラー博士の言ってることは阿部敏郎さんだとか、「悟り体験」をしたと言っている人たちに通じるものがあると思いました。


      「ワンネス」とか「今ここ」とか完全な右脳マインドなんですね。・・・典型的な左脳人間である自分の問題点が少しわかりました。




       
      *2011年04月11日の記事を転載しました。


       
       



       
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